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放射線科

診療科の特色 外来担当医師一覧 診療実績
検査機器 装置について 放射線治療
(リニアック装置)
 

診療科の特色

医師5名、放射線技師18名、看護師5名、事務員5名、計33名で、当院全診療科は勿論、院外施設からの検査、治療を行っています。
検査についてはその目的に合った検査法を放射線技師と検討し、検査後すべての症例について結果報告書を作成し、各診療科にレポートを提出しています。検査以外にも血管内治療(IVR)や放射線治療も行っています。
放射線科専門医が直接関与しているものは、CT、MRI、乳房撮影、血管造影、核医学、放射線治療、超音波検査等があります。

 

外来担当医師一覧

放射線診断科

担当医 時間帯
≫桒野 晴夫 午 前
午 後
≫中西 麻子 午 前
午 後
≫永尾 英毅 午 前
午 後
≫下村 悠太朗 午 前
午 後

※放射線診断科外来は予約制です。

放射線治療科(リニアック)

担当医 時間帯
山口 俊博 午 前
午 後 ×

※放射線治療科外来は予約制です。

 

診療実績

《準備中》

 

検査機器

X線撮影装置(Flat panel) 4台
多目的X線テレビ装置(Flat panel) 2台
マンモグラフィー 1台
MR(1.5T、3T) 2台
CT(64列MDCT、128列Dual energy CT) 2台
血管造影装置 2台
超音波装置 1台
RI(ガンマカメラ) 1台
放射線治療(リニアック) 1台
骨密度測定装置 1台
 

装置について

一般撮影

フィルムを使用しないデジタル化されたCR(Computed Radiography)とFPD(Flat Panel Detector)装置です。
胸部、腹部、骨など、全身のX線撮影を行います。

CT

X線を使用し、人体の断面像を撮影します。従来は輪切りの撮影(横断像)が主体でしたが、装置の進歩により、あらゆる断面からの観察が可能となっています。また、頭から足まで、全身の病気の診断に使用されています。

【128列Dual energy CT】

肝細胞癌(矢印);造影剤を使い、病変がどのような血流状態かを把握するため、同じ部位を数回撮影します。

肺癌;従来のレントゲン写真では見つけられなかった淡い濃度の癌が発見されるようになっています。

腸閉塞の冠状断像;1回の撮影データから、さまざまな断面を作成可能です。

冠動脈狭窄;心臓の動脈の3D画像です。カテーテルを入れることなく、心臓の動脈が観察可能です。

橈骨・尺骨骨折;これも3D画像です。手関節部の骨折の状態が一目で分かります。

腰部脊柱管狭窄症(ミエログラフィー後);縦切り画像でみると脊柱管(脊髄が走る管)の状態が分かりやすいです。

CTガイド下肺生検;CTでの撮影を目安にして体外から病変に針(矢印)を刺し、顕微鏡を使った病理検査のための検体を採取します。

MRI

MRI(磁気共鳴画像)装置は、強い磁気と電波を用い、身体の断面像や3D画像を撮影する装置です。

急性期脳梗塞(拡散強調像);矢印が脳梗塞部分。脳梗塞の診断にはMRIは欠かせません。CTでは発見が難しい発症直後の状態でもMRIでは診断可能です。

中大脳動脈狭窄(MRA検査);矢印が動脈が狭い部位です。造影剤を使わずに脳の動脈の状態が判定できます。

腰椎椎間板ヘルニア;整形外科領域もMRIの得意分野です。脊柱管内に飛び出し神経を圧迫しているヘルニアの状態がよく分かります。

膝半月板断裂;通常のX線撮影やCTでは見ることができなかった半月板内部の損傷状態を見ることができます。

多目的X線テレビ(Flat panel)

従来のフィルムの代わりにFlat Panel Detector(FPD)を搭載した装置で、これもデジタル化されたシステムとなっています。胃や大腸など消化管撮影、胆嚢/胆管や膵管撮影(ERCPやPTC)、ミエログラフィーなど、さまざまな用途で使用されています。

マンモグラフィ

X線を利用して乳腺の検査を行います。乳癌の発見には不可欠な検査です。

乳腺腫瘍;この症例のように固まり(腫瘤)のほか、石灰化や乳腺内部の構造の乱れなどで診断します。

超音波装置

からだに害のない超音波を利用し検査します。骨に邪魔される部分を除き、全身の検査が可能です。

乳癌;超音波検査は、乳腺領域ではマンモグラフィーと並んで大切な検査です。

胆石;胆嚢をはじめとして、肝臓、膵臓、脾臓、腎臓など腹部領域では、手軽で痛みもなく診断能も高い検査として頻繁に利用されています。

血管造影装置

足の付け根の動脈から管(カテーテル)を入れ、肝臓や脳、腎など、全身の血管にカテーテルを進めて、動脈の検査と治療を行います。最近では特に治療の分野が進歩しています。

肝細胞癌;病変の部位を確認した後、癌を栄養する動脈を閉塞させたり、抗癌剤を注入することにより、治療を行います。

RI(ガンマカメラ)

ごく微量の薬(放射線同位元素)を注射した後、体の中に入った薬からでる放射線を収集し、画像を作成します。

ガンマカメラ;この装置で微量の放射線を収集します。

骨シンチ;矢印が骨に転移した部位です。全身の骨が一目で観察可能です。

脳血流シンチグラフィ;脳の中の向かって左側の血流が低下していることが分かります。

核医学検査はこの他にも、心臓、甲状腺、肺、炎症/腫瘍など、全身のさまざまな部位の検査に使われます。

骨塩定量装置

骨粗鬆症の検査として使われます。10分程度の痛みのない検査で、骨の密度が判定できます。
 

放射線治療(リニアック装置)

放射線治療とは?

がんの治療は、手術療法、化学療法、放射線療法の三つの治療法を中心に行われます。その中で放射線治療は、放射線を発生させるリニアックという装置を用い、人体に照射することによりがんを治療することをいいます。人体の組織(細胞)の感受性や回復の違いを利用し、正常な組織の障害を最小限になるように計画し、目的とする病気の組織の根絶を目指す治療法です。

放射線治療は、病気の種類や存在する場所により放射線の種類や照射の方法を選択し、コンピュータで計算を行い実施します。また、治療中まったく痛みを感じません。治療期間中、急性の副作用が出ることがありますが、治療終了後数週間から数か月で治ります。

放射線治療の種類

・X線治療(外部照射)

体の外から皮膚を通してX線を照射し治療します。照射中は、装置が一定の固定された位置で照射する固定照射や、病巣を中心に動きながら照射する運動照射があります。また、両者を組み合わせた照射も行われます。最も多く行われる治療方法です。

・電子線治療(外部照射)

X線治療と同じように体の外から治療を行います。電子線の特長を生かして、皮膚表面から深さ5cm程度までの表在性の病変の治療に用いられます。それ以上の深さでは、急激に治療効果が減少しますので適応となりません。治療には、病変部の形状や大きさに合わせた照射筒を使用し、放射線のあたる範囲を限定します。

・定位放射線治療(外部照射)

本院のリニアック装置では、脳、肺などの限局した病巣に対する高精度放射線治療も可能です。病変に一致した小さな照射野で、立体的かつ多方向から集中的に照射を行います。照射したい病変部に三次元的に照射することで、病変部により多くの線量を集中させ、まわりの正常組織に障害を極力与えないようにします。治療の対象になるのは、小さな腫瘍で数の少ないものになります。治療期間が3~5日と、通常の治療に比べ短いのも特徴のひとつです。

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