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整形外科 初期臨床研修プログラム

1. 背景と特色

九州労災病院整形外科は、開院当初より病院の中核をなす診療科であり、手術件数も年間1700例をこえる実績があります。内容も骨折、脱臼などの外傷外科を始め、股、膝、足、肩などの各関節外科、脊椎外科、手の外科、リウマチ、腫瘍など多岐にわたり、各部門に専門医がおります。整形外科医をめざす先生方には、理想的な環境だといえます。

2. 一般目標

最初の2週間で外来患者の病歴聴取、診察法、診断学を学びます。同時に手術の助手としての基本手技、清潔、不潔の概念を学びます。次の2週間で入院患者を担当し、検査の進め方、画像診断、治療計画、手術法の選択、整形外科特有の手術手技を学ぶと同時に、手術前後の家族説明に立ち会い、インフォームドコンセント、患者、あるいは家族との信頼関係の築き方などを学びます。その後は、各専門分野の診断法、検査法、手術法などを学び、指導医の立ち会いの下、救急処置、基本的な手術を実際に行ってもらいます。またテーマがあれば、学会、研究会などでの発表、論文の書き方を学びます。

3. 行動目標

1. 外来での病歴聴取を行うことができる。
2. おもな関節、部位ごとの診察ができる。
3. 神経学的診察を行うことができる。
4. 大まかな診断、病変部位を予想し、必要な検査法を選択できる。
5. 最終的な診断と病態が理解できる。
6. いくつかの治療法をのべ、最良の治療法を選択できる。
7. 治療計画を患者、家族にわかりやすいように説明できる。
8. 一般的な外傷の診断と応急処置ができる
  (1) 成人の四肢の骨折、脱臼
  (2) 小児の四肢の骨折、脱臼
  (3) 開放骨折、開放性脱臼
  (4) 靱帯損傷(膝、足関節)
  (5) 筋、腱断裂(アキレス腱断裂など)
  (6) 脊椎、脊椎損傷(装具、安静度の指示、全身状態の評価)
  (7) 神経、血管損傷
9. 手術手技を理解し、指導医のもとで小手術ができる。
10.
  1. 術後の創処置ができ、適切な後療法が選択できる。
11. 地域医療を理解し、他の医療機関と連携ができる。

4. 経験目標

1. 診察法
  (1) 外来での病歴聴取を行う
  (2) おもな関節の視診、触診を行う
  (3) 神経学的診察を行う
  (4) 疾患ごとに特徴的な診察手技を行う
  (5) 診断に必要な検査を選択する
2. 診断学
  (1) 単純X線画像の読影と診断
  (2) MRI、CTの読影と診断
  (3) 必要な血液検査の選択
  (4) 必要な生理機能検査の選択
3. 検査法(指導医のもとに行う)
  (1) 脊髄造影
  (2) 神経根造影
  (3) 関節穿刺と関節液の検査
  (4) 関節造影とその読影
4. 基本手技(指導医のもとに行う)
  (1) シーネ固定、ギプス固定、ギプスカット
  (2) スポンジ牽引、鋼線牽引
  (3) 局所麻酔、指ブロック、脊椎麻酔
  (4) 皮膚消毒、包帯交換
  (5) ドレーン抜去、抜糸
5. 治療法(指導医のもとに行う)
  (1) 骨折の徒手整復
  (2) 脱臼の徒手整復
  (3) 創洗浄、創傷処置、縫合
  (4) 膿瘍穿刺、切開排膿
  (5) 軟部の小手術(縫合術など)
  (6) おもな手術部位へのアプローチ
  (7) 簡単な骨接合術
  (8) 関節鏡(膝、肩)
6. その他
  (1) カルテの適切な記載
  (2) 診療情報提供書の記載
  (3) リハビリテーション指示書の記載
  (4) 術前、術後カンファレンスでのプレゼンテーション

5. 研修期間

初期研修1年次は、1〜2ヶ月、2年次は最長8ヶ月の研修が可能です。研修医1人につき指導医1人が指導します。また後期研修は研修期間の制限はありません。ご希望に合わせて研修期間を設定することができます。

6. 週間スケジュール

  7:45~8:30 9:00~17:15
(月) 手術カンファレンス 手術、外来、病棟
(火) 手術カンファレンス 手術、外来カンファレンス
(16:00~)
(水)   手術、外来、病棟
(木) 手術カンファレンス 手術、外来、病棟
(金) 抄読会 手術、外来、病棟

7. 指導体制

神宮司 誠也 (股関節外科)
加治 浩三 (脊椎脊髄外科/腰痛疾患)
畑中 均 (手外科)
今村 寿宏 (脊椎脊髄外科/腰痛疾患)
鬼塚 俊宏 (肩関節外科/外傷/膝関節外科/スポーツ整形外科)
河野 勤 (膝関節外科、股関節外科)
松延 知哉 (骨軟部腫瘍外科)
平本 貴義 (リウマチ/足の外科)
髙﨑 実 (手外科/リウマチ)
田代 泰隆 (膝関節外科/スポーツ整形外科/リウマチ)
安田 廣生 (膝関節外科)
佐藤 太志 (股関節外科)
上森 知彦 (脊椎脊髄外科/腰痛疾患)
森 達哉 (膝関節外科/肩関節外科/整形外科全般)
前川 啓 (骨軟部腫瘍外科、整形外科全般)
樽角 清志 (脊椎脊髄外科/腰痛疾患)
原 大介 (整形外科全般)
福島 俊 (骨軟部腫瘍外科/整形外科全般)
見明 豪 (整形外科全般)
村上 剛史 (整形外科全般)
大森 康宏 (整形外科全般)
園田 裕樹 (整形外科全般)