診療科の特色
現在、泌尿器科は3人体制で、外来、手術、特殊検査を安全かつ確実に行っております。迅速で正確な治療をモットーに、診断に必要な検査はなるべく1日で済ませるように心がけております。
当科では、副腎・尿路性器腫瘍(腎臓がん・尿管がん・膀胱がん・前立腺がん・精巣がんなど)の治療を行っております。特に前立腺がんは近年急増しており、前立腺がんが疑われる方には、外来、日帰りで前立腺針生検検査を行っております。また、前立腺肥大症・過活動膀胱・尿失禁のような排尿・蓄尿障害、およびED(勃起障害)などのいわゆるQOL疾患に対しても検査・治療を行っております。その他、尿路性器奇形、尿路感染症、尿路結石などの疾患にも対応しております。これら泌尿器科疾患の診断法・治療法は多様化してきております。患者様のご要望を十分お聞きし、個人個人に適した検査・治療を決定し、安全・正確な医療をご提供するように心がけておりますので、お気軽にご相談ください。
スタッフ紹介
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中島 信能
- 副院長
- 泌尿器科部長
- 外来統括部長
- 患者サポートセンターセンター長
(1989年卒)
- 診療科
- 尿路・性器腫瘍/泌尿器科全般
- 所属学会
- 日本泌尿器科学会泌尿器科指導医・泌尿器科専門医
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梅津 大輔
- 泌尿器科科長
- 泌尿器科副部長
(2008年卒)
- 診療科
- 泌尿器科全般
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室岡 和樹
- 泌尿器科医師
(2016年卒)
- 診療科
- 泌尿器科全般
- 所属学会
- 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
対象とする主な病気
専門疾患領域 | 治療 |
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副腎・尿路性器腫瘍 |
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前立腺肥大症、過活動膀胱、尿失禁 |
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尿路性器奇形 |
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尿路感染症 |
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尿路結石 |
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また、このような一般的な尿路疾患はもとより、泌尿器救急疾患にも十分対応できる体制をとっております。
診療実績
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)
当科では、尿路結石に対する治療として、外来において体外衝撃波結石破砕術を無麻酔の日帰り手術として行っております。
体外衝撃波結石破砕術とは、腎臓、尿管の自然排石できない結石を、身体の外から衝撃波を当てて粉砕して排石させる治療で、1時間弱で終了します。健康保険も適用されます。入院をする必要がなく、体に傷をつけることなく治療が可能です。副作用や後遺症の心配もほとんどなく、ご高齢の方や、心臓病・糖尿病などの合併症のある方も治療が可能です。