診療科の特色
外来スタッフは常勤医師2名、視能訓練士2名、看護師2名、医師事務補佐2名、クラーク1名の計9名です。
地域開業医の先生方と連携し、眼科疾患全般の患者様のご紹介を受け入れています。黄斑前膜・黄斑円孔・糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などの網膜硝子体疾患、白内障・緑内障をはじめ、各種眼疾患の診療を行っています。白内障は日帰り手術が可能ですが、全身疾患等のため入院管理が必要な患者様の入院手術も受け入れています。
スタッフ紹介
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森田 啓文
- 眼科部長
(1996年卒)
- 診療科
- 網膜/硝子体/眼科全般
- 所属学会
- 日本眼科学会認定眼科専門医
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東 悠
- 眼科科医師
(2020年卒)
- 診療科
- 眼科全般
対象とする主な病気
外来診療では白内障、緑内障、網膜硝子体疾患をはじめ、眼科疾患全般の診療を行っています。光干渉断層計(OCT)や眼底造影検査(FA、IA)による眼底の精密検査が可能で、加齢黄斑変性症や糖尿病黄斑浮腫等に対する硝子体注射(抗VEGF療法)を行なっています。角膜感染症や視神経疾患等、必要に応じて入院治療を行なっています。
手術は網膜硝子体疾患や白内障を中心に、緑内障、外眼部(内反症、翼状片など)の手術を行なっています。
診療実績
眼科に導入されている検査機器
- OCT
- 前眼部OCT
- デジタル蛍光眼底造影カメラ
OCTとは?
OCT(optical coherence tomograph):光干渉断層計
正常網膜のOCT像
正常の網膜の中心部(黄斑部)は緩やかに陥凹しています(↓)
OCTは眼底(網膜)の断面を眼に何ら障害を与えることなしに画像化できます。OCTにより従来の検査機器ではわからなかった眼底の病態を調べることが出来ます。
【例】
糖尿病黄斑浮腫 | |
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中心性漿液性網脈絡膜症 | |
黄斑円孔 |
TOPCON IMAGEnet2000 TRC-50LX
Fluorescein angiography (FA) / Indocyanine green angiography (IA) : 蛍光眼圧造影検査
網膜の血管を造影する検査(FA)と脈絡膜の血管を造影する検査(IA)の両方の検査を行えます。撮った画像はその場で見ることができ同時にプリントも可能です。