専門疾患領域 | 検査・治療など | |
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糖尿病代謝内科 | 糖尿病全般内分泌(甲状腺等) 骨代謝疾患 |
甲状腺エコー 甲状腺吸引細胞診 各種内分泌検査 サーモグラフィー 糖尿病教室 栄養指導 |
スタッフ紹介
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田中 誠一
- 副院長
- 糖尿病代謝内科科長
- 健康診断部科長
- 入院統括部長
- 医療安全管理室室長
- アスベスト疾患センターセンター長
(1987年卒)
- 診療科
- 内分泌代謝/糖尿病/骨粗鬆症/膠原病
- 所属学会
- 日本糖尿病学会専門医・指導医/日本内科学会総合内科専門医・認定内科医/日本内科学会研修指導医/日本内科学会内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医/日本医師会認定産業医
-
牧村 啓晃
- 糖尿病代謝内科副部長
- 治療就労両立支援センター予防医療部副部長
(2006年卒)
- 診療科
- 内分泌代謝/糖尿病
- 所属学会
- 日本糖尿病学会専門医/日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
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松本 伊織
- 内科医師
(2022年卒)
- 診療科
- 内分泌代謝/糖尿病
-
永井 博史
- 内科医師
(2016年卒)
- 診療科
- 内分泌代謝/糖尿病
- 所属学会
- 日本専門医機構認定内科専門医
-
白石 弘樹
- 内科医師
(2018年卒)
- 診療科
- 内分泌代謝/糖尿病
糖尿病・栄養教室
糖尿病とは
糖尿病は、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が上昇し、その結果全身にいろいろな障害を引き起こす病気です。この病気は、膵臓から出される「インスリン」というホルモンの作用が不足するために起こります。血糖の正常値は、空腹時で60~110 mg/dlですが、空腹時血糖126mg/dl以上、食後血糖または糖負荷試験という検査で負荷後2時間値200mg/dl以上の時、あるいはヘモグロビンA1c (HbA1c)値が6.1%以上の場合、糖尿病と診断されます。
糖尿病には、大きく分けて、インスリンを出す膵臓の細胞が破壊されて起こる「1型糖尿病」と、インスリンの働きが悪くなって起こる「2型糖尿病」の2つの形がありますが、日本人では後者が大部分を占めます。2型糖尿病は、遺伝的にインスリンを出す能力が弱い人に、食べ過ぎ、肥満、運動不足などが加わると発病しやすくなり、『生活習慣病』といわれる所以です。日本には現在およそ890万人の糖尿病の患者様がいると推定されており、予備軍も含めると2,200万人以上となり、今後も増加すると考えられています。
血糖が少し高くなっても症状は出ませんが、空腹時の血糖が180~200mg/dl以上になると、喉が渇きよく水を飲むようになり、尿量も増えてきます。更に血糖が高くなると疲れやすく体重が減り、意識が無くなることがあります。また、長時間血糖が高い状態が続くと、視力の障害、腎臓の障害、神経の障害や動脈硬化症(心筋梗塞、脳卒中、足の血管が詰まり、足先が腐る壊疽)などの合併症が起こってきます。
糖尿病の治療は、食事療法(必要最少限のカロリーの摂取、バランスの良い食事)と運動療法が中心となり、それでも血糖が下がらない場合は、飲み薬やインスリン注射などの薬物治療を加えます。予防法としては、"腹八分で医者要らず"と言うように、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足を避け、肥満に注意することが大切です。血縁者に糖尿病の方がいる人は特に注意が必要で、定期的に健康診断などで血糖検査を受けてください。
糖尿病教室
当院では、患者様やご家族の方に糖尿病についての知識をつけていただき、自己管理(食事療法、運動療法)を行う上での助けとなるよう、以下の日程で糖尿病教室を行っています。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
医師講話
- 糖尿病とは(場所:4F会議室B)
- 糖尿病の合併症(場所:4F会議室B)
- 糖尿病の治療 (場所:4F会議室B)
毎月開催日が変更いたしますので、各月の予定表をご確認下さい。
運動療法
月、火、水、木、金曜日 13時より1時間 場所:リハビリ室
薬剤指導
水曜日 14時30分より約30分 場所:4F会議室B
集団栄養指導
火曜日 15時より約45分 場所:4F会議室B
糖尿病患者の会
平成10年12月より、糖尿病患者様を対象に「九労友の会」が発足しました。今後も、糖尿病患者様同士の交流や情報交換を目的とした試食会、花見、遠足などの活動を予定しています。