わが国では1981年よりがんが死因の第一位となり、最近では三人に一人ががんで亡くなっています。また、二人に一人が生涯でがんに罹っています。
九州労災病院ではがん診療を診療の柱の一つとして、機能の拡充をすすめています。手術・内視鏡治療をはじめとして、化学療法・放射線療法に必要なスタッフの充実をはかり、患者様が増加しております。また、がん相談支援センターを設置して、患者様の様々なご相談に対応しております。
緩和ケアにおいては、治療の早い時期から専門看護師が対応し、緩和ケアチームが活動しています。患者様に寄り添い、ご期待に応えるがん治療を多職種一丸となって目指していきます。
この度、令和2年2月19日に厚生労働省にて開催された「第16回がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会」において、3月27日付けで「がん診療連携拠点病院」に指定されました。 今後もがん診療の拠点病院として、引き続き診療機能の強化・充実に努めてまいりますので、よろしくお願いします。